沖縄本島の旅行に訪れた際には、うるま市にも立ち寄る人は多いでしょう。もしうるまを訪れるのであれば、沖縄ならではの文化が身近に感じられる伝統衣装・琉装を体験するのがおすすめです。和風とも違うこの地独特の衣装を着られる体験をすると、国内旅行でありながらもまるで遠い異国を訪れたような気分を体験することができ、良い思い出にも残すことができるでしょう。
うるま市は沖縄本島の東海岸に位置するエリアで、ビオスの丘や勝連城跡などの名所もあるエリアとして観光客に人気があります。もちろんいろいろなアクティビティがある美しい青い海もうるまの魅力の1つとしては欠かせません。そのような南国ならではの海を背景に、この地の伝統衣装である琉装を着ることができるサービスを提供している店もこのうるまにはあります。
そもそも琉装というものがどのようなものなのかが分からない、という人は多いかもしれません。琉装は琉球語では「ウチナースガイ」と呼ばれています。琉球地方の伝統的な衣装で、かつて琉球王国があった時代にはこのあたりのエリアでは民族衣装として着用されていたのだそうです。琉球王国は日本と中国の両方の特徴を取り入れた文化を持っていました。そのような環境で生まれた伝統的な衣装は、和服らしさがありつつも中国風の特徴も併せ持っているところにこの地域ならではの文化が感じられるはずです。
気温が高い亜熱帯の気候に適するような作りになっているのが特徴で、ゆったりしたスタイルとなっています。和服の場合には帯は背後で結びますが、琉装では体の前で結ぶという違いがあります。袖は筒状になっていて、広いのもこの伝統衣装の特徴といえるでしょう。
せっかく沖縄を訪れたのなら、その土地に伝わる伝統的な衣装を着てみたいという人は多いですが、どうやって着たら良いのか分からないという人も少なくありません。しかし琉球王国の伝統衣装は、多くの人にとって普段着る機会などはめったにないため、馴染みが無くても当然といえます。そのためもちろん自分で着付けをすることができなくても、お店のスタッフの方がきれいに着付けてくれるので任せることができます。気軽に体験をすることができるのが、こういったサービスの魅力です。
そうして衣装を着たら、写真映えのする沖縄らしい自然の背景を選んで写真を撮るのがおすすめです。旅行先では、素敵な写真をたくさん撮影したいものでしょう。現地の伝統衣装で撮影すれば、良い記念になります。