うるまを訪れるなら、ビオスの丘がおすすめです。どんなところなのか興味をもった人のために、概要をご紹介します。ビオスの丘は、花を生産する農家の人が美しさをもっと多くの人に知ってもらいたいという思いから開園した観光スポットです。亜熱帯の緑と湖が園内では広がり、代表的ならんをはじめ水牛やヤギと触れ合うこともできます。他にも、ジャングルクルーズも楽しめるので、沖縄の自然を身近に感じたいなら最適のスポットです。
ビオスの丘があるのは、那覇空港から高速を利用して約1時間ほどのうるま市にあります。リゾートホテルが近くの恩納村南端エリアからだと、車で15分くらいなので旅行の予定にも組み込みやすい場所です。チケットを買って中に入ると、ジャングルのような入り口が出迎えてくれます。特に、3月下旬はらんの開花時期のため、数多くの種類を一度にみることができるのでおすすめの時期です。花のトンネルを抜けると、黄緑色の原っぱが広がります。原っぱには、いくつかのアスレチックがあり小さな子供は走り回って遊ぶことができる広さです。アスレチックの側には、ヤギや豚がいる触れ合いゾーンがあります。動物には、餌付けをすることができるので、すぐに仲良くなれます。動物たちは、ゾーンの柵にいるだけでなく地面につきたてられたパラソルの部分につながれた状態の小さなヤギもいます。この小さなヤギは、園内を自由に散歩させることができるので一緒に歩いてみるといいです。
他には、大きなツノをもった水牛もいます。水牛は、触ったりできませんが園内を回る水牛車に乗ることは可能です。沖縄本島で予約になしで気軽に乗れるのは、ビオスの丘だけになります。水牛車でのんびり園内を回る最中は、運転手が楽しく話をしてくれるので飽きません。緑の中を進むと、水辺が見えます。あたり一面を緑に覆われた湖は、湖水観賞舟に乗ってジャングルクルーズを楽しむことも可能です。水辺の咲く花や亜熱帯植物をみながら、ぐるりと湖を回るなか船頭がいろいろと案内してくれるので勉強になります。おしゃべりも軽快で、沖縄訛りもあるので観光客にとってはトークも聞いているだけでワクワクします。ジャングルクルーズの後半には、幻想的な光景も待っているので乗って損はありません。
沖縄の大自然を一気に満喫できる場所として、ビオスの丘は最適です。海のイメージが強い沖縄ですが、水牛や植物と珍しいものが多く1日楽しめます。