うるま記念病院は沖縄県にある医療機関で、医療法人賢儀天寿会うるま記念病院が正式名称です。うるま記念病院の情報をまとめると、ロケーションは市の北東で、昆布公園の近くに位置しています。

また精神科と内科、リハビリテーション科を併設する施設で、老年精神科に分類されます。病床は270床、診療は休診日の日曜祝日と土曜日の午後、年末年始を除く毎日です。診療時間は午前8時30分から12時00分、午後2時00分から5時30分の間です。付随施設として指定居宅介護支援事業所、指定通所リハビリテーション事業所を併せ持ち、居宅介護とリハビリ事業を展開していることが分かります。医療機関として指定を受けたのは1997年の1月、通所リハビリは2000年の4月に開設となっています。
法人の設立は1996年の12月で、創立は通所リハビリの開設日です。地元では比較的大きくて存在感のある医療機関で、地域の高齢者の生活を支える重要な存在です。しかし、沖縄県内では知名度が高く、近年は県外でも広く名前が知られるようになりました。老年精神科というだけあって、病床の多くは高齢者が占めています。
特に入院患者の殆どは70歳以上と高齢で、認知症や統合失調症などの患っている傾向です。職員だけでも常時100名前後の規模ですから、病床の数と併せてとても大きな医療機関ですし、患者さんの健康や安全を守るのは大変だといえるでしょう。高齢というだけでも介護やお世話をするのは大変ですが、更に精神疾患を患っているので、職員の負担は計り知れないです。

そんな環境で感染症が発生すればひとたまりもなく、日頃からの対策や早期に食い止める体制が重要です。地域の高齢者を支えるうるま記念病院では、残念ながら集団感染が発生してしまい、60名以上が亡くなる結果となりました。対策本部の設置や外部からの応援もありましたが、短期間で感染が広がり被害者が増えた形です。ただ対策の難しさは老年精神科に共通するところですから、他の医療機関でも無関係とはいえないです。
うるま記念病院は近年、公式ホームページを開設して公開しています。概要や成り立ちに関することや、お知らせや問い合わせなど、情報の拡充に期待がかかります。アクセスは沖縄自動車道の沖縄北ICより約10分、同じく石川ICより約8分と、車による遠方からのアクセスが便利です。ロケーション的に海が近くて穏やかな場所ですから、安全に過ごせれば快適に利用できる施設です。
法人名 | 医療法人賢儀天寿会 |
病院名 | うるま記念病院 |
病院の特色、理念等 | 閑静な緑豊かな場所にあり、老年医療を中心とした入院病棟270床の病院です。 通所リハビリや精神科作業療法など積極的に行っております。 |
病院区分 | 病院(単科) |
標榜科目 | 老年精神科・老年内科 |
うるま記念病院 病床数 | 270床 |
救急指定 | 無 |
関連施設 | 居宅介護支援事業所・精神科作業療法室 |
手術回数 | 0 回/月平均 |
うるま 記念 病院 精神 科 | 精神病棟15対1 |