うるまと言えば海中道路と言われるほど、これを目当てに訪れる観光客も少なくありません。そんな沖縄うるまを代表する海中道路の概要や観光の見どころについてご紹介していきます。
道路は全長約4.75kmの県道で、海の中を走っているような感覚が味わえる海上の道路となっています。大きな青空の下を開放的な気分を味わいながらドライブできる貴重な道路で、地元の人も良く訪れるドライブロードです。観光名所としては有名で、沖縄本島でレンタカーを借りてドライブを楽しむ人も年々増えています。アクセス方法としては那覇空港から車で有料道路を利用し、約1時間で本島中部与勝半島の海中道路入り口に到着します。
海中道路の見どころスポットはまずは海の駅あやはし館です。海中道路ロードパークにはマーラン船という木造船をかたどった建物が目印のあやはし館があります。マーラン船というのは琉球王国時代から伝わるもので、お店自体は沖縄では有名なお土産や特産物を売っている販売所となります。1階は販売所となっていますが、2階は海の文化資料館があり、海の歴史に関する資料や民俗資料などを展示しています。目印となっているマーラン船や古くからの歴史や、使用してきた道具も展示されているので親子で楽しめる場となっています。自由に無料で見学できるので気になった方は足を運んでみてもよいでしょう。あやはし館にはデッキスペースがあり、そこから見る海もまた絶景なのでドライブには欠かせないスポットです。
絶景を味わえるドライブを経た後にはうるま市勝連浜にはパワースポットに寄るのも良いでしょう。うるま市勝連浜にはシルミチューというパワースポットがあり、地元民にとっても大切な拝みを捧げる神聖な場所でもあります。洞窟の中には鍾乳石がありその鍾乳石が子宝が授かる霊石とされ、子宝を授かるための信仰が行われています。洞窟は祖神アマミキヨとシネリキヨ、男女2人の神を造り育てたと言い伝えがある洞窟です。空気が澄み切っていて、入った瞬間からその神聖なる空気を味わうことができる場所となっています。神聖な場所で気分をリフレッシュし、開運パワーにあやかるなんてこともできます。
道路を走るだけでもその広大な海に圧倒され感動すること間違いなしですが、随所にも観光スポットはいくつもあり沖縄の歴史を感じられるスポットも数多くあります。ドライブをしながら観光スポットを巡る旅行をするという楽しみ方もできますよ。